衝立岩・中央稜
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●プライベートで、山仲間でありガイド仲間の橋尾歌子さんと佐梨・4スラを登りに行きました。
昨年は、何と駒の湯に着いたら雨が降り出し中止。今年は、最高の晴天の中、スリル満点の鉱山道をアプローチ。一番見栄えのいい4スラを登ることにする。ここから見ると取りつきのシュルンドは、ほんの僅かに見える。
翌朝5時、40mの懸垂下降で金山沢の雪渓に降りる。標高は、800mにも満たないが、さすが豪雪の山、信じられない量の雪渓である。4スラの取り付きに行くと巨大なシュルンドで、とても壁に移ることが出来ない。500mほどある巨大な壁の為、距離感がつかめず、昨日は問題なく見えたのだ。
2スラ付近なら壁に取り付けそうである。橋尾に確保してもらい40m登る。ここから3スラをトラバース、2ピッチ90mで第4リッジに出ることが出来た。支点を作り45mの懸垂下降、やっと4スラ2ピッチ目付近に降り立った。
下部スラブは易しいが、プロテクションどころか、支点も全くない。その為、セカンドと言えども落ちることは許されず、緊張感満点である。250m以上登るとやっと中央バンドに到着。ここからは傾斜も増し、フリーでは登れないピッチも現れる。やばいフリーと人工で何とか上部壁を登りきる。ここまで17ピッチ。さらに驚くほど急なブッシュを2ピッチ登ると正面尾根に到達。
2人分のビバーク用具が詰まった大きなザックを背負い19時橋尾が到着。今日は、これにて終了。翌日、二人とも登ったことのない越後駒ヶ岳の遠い頂上を目指す。
4スラは、忘れかけていた本気(マジ)クライミングを思い出させてくれた。
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●先週に引き続き、今週も劔・源次郎尾根を登って来ました。
25日に入山。行動予定は前回とほぼ同じ。先週は、寒気の影響で気温は低くかったが、今週は高く、源次郎の急峻なルンゼもアイゼンが蹴り込め意外と楽だった。しかし、冬のような澄んだクリヤーな大気ではないので、能登半島の先端まで見渡すことは出来なかった。梅雨入り前の好天なのか、3日間とも天気に恵まれ、今シーズン最後の雪山を満喫できた。
●28日は、Kご夫妻の個人ガイドで越沢バットレスを登りに行きました。
マルチクライミングは、まったく初めてなので、懸垂下降、マルチクライミングのシステム、ビレイなどをまずは講習。その後、2スラを登攀。なかなか良い登りで、ロープワークなども問題ありませんでした。是非、谷川などの本番ルートもトライしてみてください。
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●5月12日から13日にかけ、小川山でクライミング講習会を開催。14日は、東俣沢の絶景岩稜を登って来ました。
今回は、参加人数が多いので、イラストレーターでもあり登山ガイドの橋尾歌子さんに来ていただきました。
12日は、最高の天気の中、父岩で、タジヤンⅡ、岩壁の父、小川山ストーリーなど登りましたが、他には誰のいないので登り放題。パンプして終了。14日は、午後から雨天模様なので早起きしてソラマメスラブへ。昨日同様、誰もいないので登り放題。お昼くらいに、いよいよ怪しい天候になる。岩根山荘のクライミングジム「オンサイト」へ移動。登るだけではなく、「むすび替え」なども講習。かなり登れた2日間でした。お疲れ様です。
昨日の豪雨は、明け方までに上がり、晴天の中の絶景クライミングは快適そのもの。2パーティーに分かれクライミング。こういうの最高に楽しいですね。
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●3月7日は、伊豆城山の南西カンテを登りに行きました。
恐ろしく風が強く、日差しは強いのですが日陰ではかなり寒く、まさに「風に吹かれて」でした。時間が余ったので、帰りにシングルピッチを楽しんで終了。雲見温泉に移動。
●14日は、妻良・モクマオウを登りに行きました。
数年前に開拓されたルートで、弱点を突いているためブッシュが多いですが、大自然の中でアルパイン的なクライミングは、やはり楽しいですね。
●先週に引き続き、今週も伊豆でのクライミングです。
今回は、クラックのマルチルート「海金剛・スーパーレイン」を登りに行きました。色んなサイス、色んな形態のクラックが連続して出てきます。シングルピッチなら5.9程度なのですが、マルチでは、クラックに慣れていないとなかなか手ごわく感じると思います。
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